
小さい頃から顔のせいでいじめられ、家庭環境は最悪。恋愛も上手くいかず、仕事でも業績を後輩に抜かれてばかりです。未来も希望もありません。なぜ、生きるのでしょうか。「生きる意味」を教えて欲しい。



私は哲学に触れるのが好きで「生と死」や「生きるとは」について考えたり、思いを馳せたりするのが好きな人間です。



そうでない人でも、挫折したり、困難にぶつかったり…そんな時ほど、生きる意味や幸せについて知りたいと思うのでしょう。
残念ながらそこには絶対的な答えがありません。でも、それこそが救いなのだと思います。
今日は「生きる意味」を考えてみましょう。
生きる意味が見出せなくても、生きていい
この世におぎゃーと誕生した時点で、私たちは無条件に生きてよい存在です。命が与えられるとは、そういうことです。そこに意味など必要ありません。
壁にぶち当たっては試行錯誤し、悩みながら生きる中でいつか「自分の役割」的なものを見出す人もいるかもしれない。でも、それがよく分からいからと言って、人生を諦めたり、辞める必要もない。本来、探さなくても見つからなくても、問題のないものです。
もし、そこに「生きてはいけない」ということが存在するとしたら、それは私の問題ではなく、私を取り巻く環境や社会の問題なのです。
何のために生きたらいいか
包括的性教育でも出てくるお話ですが、自分の体は自分のもの。自分の人生も自分のもの。誰かのためにあるものではありません。
良いことも悪いことも、嬉しいことも悲しいことも起きるのが人生ですが。誰のものでもないこの人生、まずは自分のために楽しんだものがちです。
というと、楽しいことなんてない!と仰るかもしれませんが、まだ出会えていないだけだと思うのです。楽しみは、待っていてもやってこない。体験しなければ、味わえない。続けてみたら楽しい瞬間があるかもしれない。楽しいは、体験したり続けた後で、感じるものなのです。
生きる上での強み
容姿や肩書は、本当に強みなのでしょうか。
その国で美人だと言われる人、難関大学に入学し大企業に就職した人、裕福な家庭で育った人…。だからと必ず未来と希望が約束されているのかといえば、そうでないことはニュースなどをみても明らかでしょう。
私は、熱中できるものがあることが、生きる上での強みだと思います。それが、仕事と直結している人や、副業にしている人もいるでしょう。
しかし、たとえ仕事と関係なくても、生産性がなくてもいいのです。あなたの人生はあなたのもの。熱中できてこそ味わえるものが、きっとあるはずですよ。
まとめ
「生きるとは」について考えることは、素敵なこだと思います。しかし、それと今の生き辛さを解消することは、イコールではありません。直面している問題には、対処していくことが必要になるからです。
今日はまず、生きる意味というテーマを頂いたので、感じることをお伝えしました。皆さんはどのような感想をもたれましたか?。
私は今、とあるミュージシャンに夢中です。ワクワクドキドキし、時には胸がキューっとなりながらライブ映像を見たり、歌詞を熟読しています。
何かを好きであることは、そこにエネルギーを注げる行為です。生きているからこそ味わえる素敵なものです。ぜひ、ここからは、誰のものでもないあなたの人生を!